おいしいご飯に満たされる私の幸福論
おいしいご飯は、心も胃袋も満たされるので、なるべく毎日おいしいものを食べてストレスを発散したいところ。
ストレスの発散方法はそれぞれあると思うけど、私は「ご飯を食べること」で幸福を感じる。
一手間かけて作った食事はもちろん、愛するパートナーが作ってくれた手料理、なんならレトルトご飯でもいい。自分がおいしいと思うものを食べ、食事を楽しみ、なんとなく溜まっている疲れを発散させるのだ。
もともの運動がとても苦手な私だが、最近になって自宅でバイクを漕ぐようになった。なるべく30分以上、ダイエットと健康維持をかねてコキコキしている。ストレッチとあわせて運動すると、より一層頑張った自分が愛おしくなる。
汗をかくのは気持ちがいい。もう無理っていうところまでやったあとの達成感がクセになる。
とはいっても、運動が全然できない身としてはバイクだけで満足しているところがあるので、過去のダイエットと比較するとあまりハードではない。
かれこれ小学生のころ、過剰なダイエットをしてかなり体重が落ちてしまい、身長が伸びなかったことがある。
身長に関しては遺伝などの関係もあると思うけど、若いときの無理なダイエットは本当に良くない。当時、特段太っていたわけではなかったのだが、体重が減っていくことで自分が可愛くなっていくのだと過信していたのだ。
そんな当時のダイエットを成功したといっていいとは思わないが、最近になって健康とダイエット、そして食事についてよく考えるようになってきた。
私にとってダイエットとはかなりストレスが溜まる行為のひとつ。なんなら仕事より、ストレスが溜まるといっても過言ではない。それほど好きなものを食べられない、しんどくても運動をしてエネルギーを使わなければならないことを身体が拒絶しているのだ。
もちろん美しくありたいし、自分の体型に自信を持ちたい。そのためには社会人になってから怠惰に過ごしていたせいで積み重なった脂肪を少しでも崩していきたいところ。
話を戻すと、昔ダイエットをしていたときと比べるとモチベーションが下がっていると強く思う。意識の低下などもあるだろう。しかし、いまは過剰に痩せたいという気持ちよりも、「健康的にストレスをかけない生活」を優先したいと思うようになった。
運動して汗をかくようになって、少しばかりの努力を覚えた私は、この歳になってやっとダイエットに対する考え方が変わってきたのだ。
1.食べたら動く
2.毎日一度は自分が決めたストレッチをこなす
3.自分のストレス発散方法(私の場合は食事にをすること)を受け入れる
この3つのポイントを意識し始めると、最近はおいしいご飯に満たされて、食べたあとの後悔やイライラが減少してきた気がする。もちろんいまだけかもしれない。自分に言い訳をしているだけな気もする。
それでもおいしいものを食べて、今度は何を食べようかと考えるだけで幸福を感じるのだ。
きっと昔より精神衛生はいまのほうが良い。少しばかり食べすぎちゃっても、またおいしいものを食べるために運動すれば良いのだ。私は努力できるようになった。がんばれ自分、毎日少しずつの継続と積み重ねが脂肪になったように、これが自信に繋がっていくのだ。
キャンプはハプニングだらけなので、想像力が必要だ
12月某日。とあるオートキャンプ場に行った。はじめてキャンピングカーを借りて、キャンプをしたのだけど、いろいろとハプニングが多かったので書き留めておこうと思う。
30年近く生きてきて、キャンプは人生初。
正確にいうと、友人同士で少年センター的な場所でコテージを借りて泊まったことはあるのだけど、キャンピングカーで寝泊まりするのは初体験だった。
12月にもなると暮れるのも早くなり、16時くらいにはだんだんと陽が落ちていく。
食材や必要な装備等々は、ほとんどそろえてはいたので、食事や就寝などは問題なかった。しかし、ここで油断してはいけないのが、お風呂問題である。
まんまとキャンプのタイミングで生理になってしまったものだから、近くの銭湯や温泉に行こうにも行けない。キャンプ場にシャワールームが付いていても使用可能な時間帯が短いため、タイミングを逃すとシャワーすら浴びれない。
振り返って思うのは、キャンプではあらかじめ想定していたこと以外の予期せぬ出来事が起こるということ。
例えば、自宅にいれば気軽にシャワーも浴びれるし、夜周りのことを気にせずトイレに行くことができる。
しかしキャンプ場では、シャワーの時間は限られているし、もちろんドライヤーなどは用意されていない。夜、トイレ行くときもなるべく音を立てないように忍者スタイルで歩いてしまう自分もいた。
ここまでは衛生面での話だが、忘れてはいけないのが、キャンプ場は自然の中にあるということ。
自然の中にあるということは、もちろん家にいるときよりも寒いし、季節によっては暑い。そして暗闇のなかで予期せぬ生物に遭遇することもある。
私の場合、出会ったのは野良猫だった。
野良猫とはいえ、猫であるから存在しているだけでかわいいし、なんなら焚き火の近くで一緒にあたたまりたいものだ。
しかし、明かりが何ひとつない場所で遭遇すると最悪である。
夜、トイレに行こうとキャンピングカーを出て、眠い目をこすりながらスマホで灯りを照らしながら歩いていると、ゴミ捨て場のポリバケツがガサガサと動き始めるのだ。一瞬の出来事ではあるが、寝起きだったり、お酒を飲んで酔っ払っていたりするとなかなか判断するまでに時間がかかってしまう。
数秒して、ガサガサと音を立てていた正体が猫だと分かるとほんの少し安心する。が、猫の動きは速い。驚くほど猛スピードで私が照らすライトの圏外に逃げるのだ。
ここまでくると、所詮猫だ。くらいに思っているのだけど、正確に猫の位置とあわよくばその姿を目に収めたいがために、奴らがいそうな場所へライトを照らしてしまう。
すると、2つのビー玉のような目が明かりに反射して暗闇の中で光り輝いているではないか。
ビー玉なんて、お世辞にも柔らかい例えにしか過ぎない。目的はトイレであるにも関わらず、たった数秒のあいだに猫に気を取られて「我慢の限界」が限界に達しているのだ。
しかも私は数日、お風呂に入っていない。すでに頭皮の香ばしい匂いが鼻まで到達しているにも関わらず、ここで漏らしてしまっては、キャンプサイトテロを起こしてしまう。
数日お風呂に入らずにすむ理由は、キャンプとはいえ汗もかかず、寝るときは服を替えているからこそ過ごすことができるのだ。
ここで漏らすと、ラスト。最後の夜になってしまう。
キャンプはハプニングがつきものである。近くにスーパーやコンビニがあればまだしも、自分の体調と外的要因はなかなかカバーできないものだ。だからこそ、念には念をいれた準備が必要だし、お酒好きの人は飲み過ぎには注意なのである。
昔のホムペは見たらしぬけど、見れなくなってもしぬ
かれこれ中学1年生のころからホームページを作っていた。アラサーのインターネット世代なら前略プロフとホームページ(いわゆるホムペ)を一度は通過していると思う。
当時はいろんな無料ホムペ作成サイトがあって、デザインが決まっているタイプから、いちから自分で作れるタイプがあった。一通り作っては消し、作っては消した結果、残ったのがモバイルスペースだった。
モバイルスペース、通称モバスペはガラケーながら簡単にHTMLタグをぶち込むだけでカスタマイズできたので、当時はかなりのユーザーがいたと思う。
徹夜でホムペの改修をしたり、自分オリジナルのトップページのデザインをしたりして、ヤングはパケ放のガラケーと夜な夜な睨めっこしていたのだ。
田舎ながらに周りのヤングも利用している人が多かった。日記機能はもちろんのこと、掲示板や呟き、アルバムなどいろんなことがひとつのホムペにまとめられるのでそれはそれは便利だった。
しかし時間とともにヤングはモバスペからデコログへと移動し、その頃から少し上の世代ではmixiも流行り始めていたのだと思う。
私もたしか高校1〜2年生のころにモバスペの更新を終了し、一時期だったがデコログに移動した。けれど、なんだかんだ更新しなくなってからもモバスペを見返す機会も少なくなかった。
それから時は経ち、ホムペというよりSNSが主流になり始める。
私がFacebook、Twitter、Instagramに手を出したのも高校3年生のころ。
その頃にはモバスペのホムペは自分だけしかログインできないように閉鎖をしていて、たまに保存として使っていたアルバムなどに残した写真を見返したりしていた。
そしていつのまにかFacebookのアルバムに写真を残すようになり、いよいよモバスペの存在を忘れていたが、iPhoneのブックマークにはURLがひっそりと残っていた。
大学生になり、社会人になり、いつのまにか開かなくなっていたモバスペだが、なんだかんだ数カ月に一回は話のネタになる写真を探したり、思い出を遡ったりしていた。
当時、いまでも定期的に見ていたのは地元でも自分しかいないと思うほど、みんな存在を忘れていたのではないだろうか。
それからというもの、地元の話をするときや昔の細かった頃の写真を友だちに見せるときだけに活躍していたモバスペ。
つい先日、久しぶりに開いたら驚きのページが表示された。
なんと、青春時代をともに過ごしたモバスペがサービスを終了してしまったのだ。
驚きのあまり呆然としてしまったが、悲しい気持ちの方が大きかった。
ニュースサイトによると、運営側は「なんとか残そうと思ってたけどごめんなさい」的なコメントを残していた。
たしかにログイン画面には3カ月かそれくらいのログイン履歴がないと、ログインできなくなりますといった注意書きがあったので、いつかは無くなるのだろうなと思ってはいた。
そして実際にモバスペはなくなってしまったのだ。そんなに多くの人に気付かれずに、ひっそりと。
もちろん私の思い出やみんなの思い出も消えてしまったので、もう恥ずかしくなるような日記や画質粗々の写真を見返すこともできなくなった。
バックアップを取っておけばよかったとも思ったが、まぁそれはそれで仕方がないことである。
ヤフーニュースにもIT mediaの記事が掲載されていたけど、付いていたコメントはたった2件。コメントが2件だけのヤフーニュースも久しぶりに見た気がする。
Twitterでも少しばかりの言及を見かけたが、そこまで数は多くなかったことから、きっとごくごく少数の私のような人たちのために運営側はモバスペを残してくれていたのだろうと思う。実際に現役で活用していた人もいるかもしれないけど、大多数はバックアップも取らず、思い出が残っていたことも忘れて、モバスペというサイトはインターネットの塵と化したのだ。
昔のホムペは見るたび恥ずかしくてしぬけど、見れなくなったら見れなくなったでしぬ。
きっとできる人がいるなら復元も可能かもしれない。でも、消えたら消えたでいいと思えるのがモバスペの思い出だった。
夜な夜なミルフィーユ
こんな夜に、ミルフィーユを食べた。
お腹いっぱいなのに、買ってあったミルフィーユが冷蔵庫にあることを思い出したので、おもむろに食べた。夜ご飯はピザだったけど、カロリーなんてやつも気にせずに食べた。
よく思うのが、ミルフィーユは「どうやって食べるのか?」ということ。
いつも横に倒してからナイフで切って食べるのだけど、もっと食べやすい方法があるのではないかと思う。
上から切ると押さえつけてしまうから、どうしてもうまく切れない。
じゃあ、一枚一枚はがすか?いやそれはもったいないし、ミルフィーユの良さが失われてしまう気がする。でも一枚一枚はがして、好きな量のクリームをとってつけて食べるのも美味しそうなので、今度試してみる。
ミルフィーユはなかなか食べるのが難しいし、時に食べる人を困らせてしまう。でも、これがまた美味しいから食べてしまうのだ。
クリスマスまで残り数週間となったけど、クリスマスケーキはミルフィーユがいい。もしかしたら正確にはケーキではないのかもしれないけど、ミルフィーユがいい。アップルパイでもいいな。
明日は夜ご飯で残ったピザを食べる。フライパンでカリカリに焼いてから食べる。そして気が向けばまたミルフィーユを買いに行く。
UQモバイルとiDeCo
かれこれ10年くらいSoftBankユーザーなのだけど、毎月の携帯料金が本体代と合わせて1万3,000円ほど。インターネット回線代と合わせると2万円近くになる。
この生活を長いこと続けていると、当たり前の必要経費ではあるけれど、カード請求の内訳を見ると毎回なかなか高いなぁと思うのだった。
定期的にプランの見直しだとか、本体代の一括支払いだとかも考えたけど、いつもめんどくさい気持ちが勝っていたので、結局ズルズルと現状維持を続けていたのだ。
最近になって月々の固定費を見直するきっかけがあり、そこで私の中の槍玉に挙げられたのが月々の携帯料金だった。
さっそく適当な格安SIM業者を探して、UQモバイルにすることに。SoftBankにMNPの連絡をして、UQモバイルに申し込んで審査が通ってSIMが届いたのがつい先日の11月下旬。
私の場合、SoftBankの締め日は月末だったのでちょうどいいタイミングだと思い、11月30日に回線の切り替えを行う予定だったが、なんと気がつくと月をまたいで12月1日になっていた。
MNPは申し込みした時点で解約が成立するのではなく、回線切り替えを行なった時点で解約となる。
しかしSoftBankの場合、日割りでの請求を行なっていないため、月額料金まるまるの請求となるのだけど、今回はその最悪のケースに当てはまってしまった。
使わない月額料金が請求されるのはどうにかしてでも避けたかったけど、なんとも不覚の事態。数時間前の自分をとても責めた。まだ確定はしていないけど、ショックが大きすぎて脳みそが破裂した。でもすぎたことは仕方がない。
今回のことを振り返ってみると、なにかの教訓になりそうなのである。
・めんどくさいと思っていたことに一気に手をつけて、一時期はやる気がでても、まためんどくさい時期がやってくる。
→今回の場合、UQモバイルからSIMが届いて安心しきっていたことと、めんどくさいから後回しにしようという気持ちが月末にきたのがよくなかった。
・何かが届いたらすぐに封筒を開封して、手続きを行うべき。
→回線の切り替えは24時間できるわけではない。11月30日のタイムスケジュールを振り返ってみても、そもそも間に合っていなかったので、やはりSIMが届いたときすぐに対応しておくべきだった。
いま思い浮かぶことはこんなところ。
やっちまったという気持ちで自分を責めたけど、いまはそれなりに落ち着いてきた。そのノリで何故かiDeCoの資料請求をしたのはまた別の話。